基本科

学費や時間の都合で夢をあきらめないで。
1年間で音楽を仕事にする夜間の専門課程。

専門課程 基本科 標準コース

回数時間開講曜日開講時間学費
週5日
(1年間・4月入学)
1日3時間月~金18:00~21:00740,000円

概要

シェフやパティシエの世界は、まずは料理の基本を抑え、その上で独創性を磨いていく世界。音楽で仕事をしていくのも同じこと。まず音楽の基礎を築く。その先にこそ自由な表現が待っています。

基本科は高校卒業後、音楽のプロを目指している方や一度社会に出たものの、あらためて音楽を仕事にすることにチャレンジする方を対象にした、夜間1年制の専門課程です。音楽の専門学校ではミュージシャンや声優といった華々しい将来像を提示することが多い中、本校の専門課程は全ての音楽活動に共通する基本3要素を身につけることに特化し、一人一人の音楽活動が生涯に渡って発展していくよう考えられています。またこのカリキュラムは自分の能力の証明となるヤマハやカワイのグレード取得にも最適です。

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専門課程 基本科 個人レッスン付コース

回数時間開講曜日開講時間学費
週5日
(1年間・4月入学)
1日3時間月~金18:00~21:00872,000円

概要

一人一人の目的に合わせた実技レッスンを合わせて行います。

標準コース(週5日、年間800時間のクラス授業)に加え、週1回の個人レッスン(専科)をセットにしたコースです。基本科の授業と平行して、一人一人の課題に合わせた実技レッスンを受けることで、より短期間での目標達成を目指します。

ピアノ・電子オルガン

ヤマハやカワイのグレードを目指す方を対象に、実技試験の科目を指導します。

ボーカル

ボイストレーニングを中心にステージマナーなどプロとしての作法も身につけていきます。

作曲・編曲

作曲・編曲活動を行うための具体的なスコア作成の方法を学び、曲作りを行います。

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音楽の基本3要素

基本科では音楽を仕事にするために必要な3つの力を養います。

読譜視唱力 reading score skills レシピを理解する力

はじめて見たメロディを正しく歌う。これが音楽を学ぶ最初のステップです。プロの現場では、はじめて目にした譜面を正確に読解できなければなりません。料理の時にレシピを読み解くように、基本科の「コーリューブンゲン」「初見唱」「弾き語り」「合唱」といった授業で、楽譜を読む力を見に付けていきます。

聴音力 sound detection skills 味見して分析する力

これは音程とリズムを聞き取り、五線譜に記録する力です。音楽は音の芸術。耳の力を鍛えることは不可欠です。料理人が味を分析できる舌を持つように、基本科の「旋律聴音」「和音判別」「4声体」「リズム聴音」といった授業で、単音から和音、リズムにいたるまで、音を分析する力を見に付けていきます。

音楽理論 music theory 料理する上で知っておくべき知識や技術

理論を一度体系的に身につけておくと、プロになって様々なケースに対応することができます。基本科の「リズム演習」「楽典」「楽式論」「和声学」「西洋音楽史」「コード進行法」「カウンターライン」「即興演奏」「初見奏」「移調奏」「伴奏づけ」といった授業でこれからの音楽活動の基礎を築いていきます。


オンガ区の住人

在校生能登谷さん 藤沢市在住 ピアノ+ヴォーカル個人レッスン付コース在籍
能登谷さん

自分のやりたいこと

幼稚園の時に両親がピアノを習わせてくれたのが今思えば音楽との出会いでした。社会人になって会社勤めを経験しましたが、やはり自分のやりたいことをやりたくて、入学しました。好きなことを勉強できるのはとっても楽しいことです。将来は仕事として音楽講師、そしていずれは自分で教室を開けたら素敵ですね。あとはジャズピアノも弾けるようになりたいです。自分で自由に弾けたら楽しいだろうなと思っています。

在校生吉田さん 新潟県出身 ピアノ個人レッスン付コース在籍
吉田さん

音大ではなくこの学校に

音楽をはじめたきっかけは、幼い頃に一つ上のいとこがピアノを弾いているのがうらやましくて、自分も4才ではじめました。上京して音大ではなくこの学校に入学しました。それは妥協でなく、期待以上に今、すごく満足しています。今は中野で暮らしているのですが、何でもあるおもしろい町です。授業では西洋音楽史がとてもおもしろく、楽典や聴音もすごく身になっています。将来はグレードの資格を取って、いつか子どもにピアノを教えられたらと思っています。そして何よりもずっと音楽を続けていきたいです。

在校生真田さん 品川区在住 標準コース在籍
真田さん

表現できる場を求めて

高校時代にミュージカルに憧れ、演劇の勉強をしていました。舞台は総合芸術の世界。音楽の基礎を体系的に学べるところを探して、この学校に出会いました。こういう学校があって本当に良かったです。苦手な聴音やソルフェージュなどためになる授業がいくつもあります。将来はどんな場所や形でもよいので、自分を表現できる場を求めていきたいです。

ヤマハやカワイのグレードを取得しよう

ヤマハグレードは、音楽を指導する人や音楽を学ぶ人が、自分の力を確かめながら、総合的な音楽力を身につけ、音楽を楽しむことを目指し制定されました。また指導者を目指すためのグレードは、音楽教室で教えたい人、すでに教えている人やデモンストレーターなど専門家を目指している人が対象で、演奏グレードと指導グレードがあります。同様の制度がカワイにもありカワイグレードテストといいます。

ヤマハ音楽能力検定制度に関する詳しい情報(ヤマハ音楽振興会)
http://www.yamaha-mf.or.jp/grade/index.html

グレード取得の利点

年齢や場所を問わない

一度資格を取得するといくつになってもどこにいても、自宅での音楽指導や出張レッスンなど、自分の指導力を証明する資格となります。特に女性には全国共通の資格として、結婚後も働く機会を確保できるため人気の資格になっています。

講師採用試験時に有利に

演奏・指導グレードを取得している人は、採用試験時に9科目中6科目が免除されます。また採用試験合格後、演奏・指導グレードを5級以上取得するよう規定があるので、あらかじめグレードを取得しておくことがメリットとなります。

自分の実力を証明する

音楽の世界では資格がすぐに就職に結びつくケースは稀です。その中にあってグレードは自分の実力を証明する資格。ブライダルプレーヤーやラウンジプレーヤーなど、ピアノやエレクトーンの演奏を仕事にする際、大きなアピールとなります。


ヤマハ音楽教室システム講師になるには

ヤマハ音楽教室は、現在、全国5100会場に53万人の生徒が在籍しています。この音楽教室の講師になるには講師資格取得試験に合格する必要があります。各地域ごとに年2回の試験が実施されています。合格後は研修、その後、各音楽教室への配属が決まります。同様の制度がカワイにもあります。

講師募集に関する詳しい情報(ヤマハ音楽振興会)
http://www.yamaha-mf.or.jp/t-audition/

就職について

基本科はクラス担任が出席状況や学習到達度などを踏まえ、個人面談を実施しています。過去のノウハウを元に、一人一人の能力や適性に合わせきめ細やかな進路相談を行っています。

卒業後の進路

基本科生の多くはヤマハやカワイのグレードや音楽講師資格の取得が入学の動機となっています。特に女性には結婚後も全国の系列教室で就職可能なライセンスとなるためです。また自宅での教室の開設も可能です。本校では1973年より資格取得のための試験科目に対応したカリキュラムにより多数の合格者を出しています。その他、ブライダルプレーヤー、ラウンジプレーヤー、デモンストレーター、ミュージカル俳優、ミュージシャン、作曲家など音楽業界に人材を輩出しています。


オンガ区の住人

卒業生千田さん ヤマハ音楽教室勤務 2006年度卒業
千田さん

ピアノの先生になれる方法

とにかく子どものころに出会ったピアノの先生が素敵な方で、 自分も先生みたいになりたいなとずっと思っていました。ピアノの指導はもちろんのこと、いつも生徒たちの話し相手になってくださったり、楽しい音楽会を企画してくださったりして。その先生にあこがれて自分も高校卒業後、音大に進学したいと思ってました。

けれど家庭の事情で進学をあきらめなければならなくなりました。でも自分には一度しか人生はないわけで、趣味ではなくて絶対に好きなことを仕事にしたいと思い、ピアノの先生になれる方法はないかと必死に調べました。グレードの資格を取って、講師採用試験に合格すれば、ピアノの先生になれると知った時、自分にはこれしかないと思いました。学校選びも学費は自分で出したかったので、働きながら学べる夜間の学校を探してこの学校しかないと決めました。

基本科に入ってみるとやりたかったこと、自分がやらなければいけないことがここにありました。働きながら通うのはたいへんだねとよく言われるのですが、全くそんなことはなくて、楽しくて仕方がなかったです。特に自分一人で勉強するのはつらいけれど、学校に来て先生たちと話しているとまたやる気が出てくるんです。きっと音大だと学費もはるかに高いし、時間もかかるので、基本科で本当に良かったのだと思います。いつか子どものころに出会った先生みたいに、自分も教室を開いて、子どもたちと発表会を開きたいですね。

卒業生森田さん カワイ音楽教室勤務 2005年度卒業
森田さん

好きなことが見つかってよかったです

基本科卒業後、カワイ6級に合格し今、カワイ音楽教室で働いています。子どもから70歳のお年寄りまで教えています。そもそも文系の大学に通っていたのですが、一般企業に就職という気にはどうしてもなれなくて、小さい頃から習っていたピアノを弾きたいという気持ちが次第に強くなりました。

それで親にも負担をかけたくなかったので、自分でお金を貯めて、働きながら1年間通える、基本科を見つけ入学しました。音大では4年かかるものを、ここでは1年で学べるので効率がいいけれど、その分がんばらなくてはいけないのも事実。学校に通っているとただピアノが弾けてもだめなんだということが、本当によく分かりました。うまく説明はできないのですが、音楽の仕組みというか、これまでとは全く違う角度から音楽を見ることができるようになった気がします。

将来の夢は自宅でも教えられたらなと思っています。歳を取っておばあちゃんになっても、ずっと続けれる好きなことが見つかってよかったです。また職場では、ただピアノを教えるだけではなくて、スケジュールの管理や生徒さんの悩みを聞いたりと、いろいろな仕事があります。働きながら資格を取った、その社会経験が今の仕事に活きているように感じます。